もっと分かる。キド博士の講義メモ

「実用化間近い固体酸化物型燃料電池」

固体酸化物型燃料電池は動作温度が高いため、熱損失が難点とされていました。

しかしながら、第一稀元素とガス会社は、電解質であるスカンジア安定化ジルコニウムを薄膜化することにより、従来は900〜1000℃とされていた動作温度を750℃まで下げることに成功。比較的低い温度でも高い効率で発電できることを実証しました。

2005年2月には「家庭用燃料電池」として固体高分子型燃料電池が世界で初めて商品化されましたが、スカンジア安定化ジルコニウムを使用した固体酸化物型燃料電池はさらに発電効率が高く、一酸化炭素を燃料とすることもできるので、次の世代の燃料電池として本命視されています。

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